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ドッグショー審査基準と審査の実際
ドッグショーでは、犬のこんなところが審査されています
純粋犬種には、犬種ごとに理想とされている標準(スタンダード)があります。審査員はそれぞれを次の6つのポイントから審査しています。
タイプ
ある犬種の特色を示す特有の質のことで、スタンダードの本質の具体化をタイプといいます。
クオリティー
タイプで表現された特色(犬質)の充実度や洗練度のことを指します。
コンディション
スポーツ選手がコンディションに気を配るように、犬も当日の健康状態や精神状態の調整が必要です。
サウンドネス
精神的にも肉体的にも健康な状態であるか確認します。おびえたり過度に攻撃的であったり、骨格や筋肉の状態や、歯の噛み合わせが悪くてはいけません。
バランス
いくら一部が秀でていても、全体の調和がとれていなければいけません。魅力的な各部のポイントが全体の感じを損なわず、かえってその犬全体を魅力的にしていることが大切です。
キャラクター
ドッグショー会場の中を他の犬と歩く時でも、何か光り輝くものがある、ひときわ目立つマナーがいいというような魅力もドッグショーでは大切なことです。
審査はトーナメント方式で行われます
審査はトーナメント方式で行われ、最初に同じ犬種の中から犬種の1番となるBOB(Best Of Breed)を選出します。次にこのBOBを獲得した犬の中から、FCIによって分類された各グループの一席にあたるBIG(Best In Group)を選出します。そして、このBIGを獲得した犬の中から、そのドッグショーの最高栄誉であるBIS(Best In Show)を選出します。