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最終更新日 2026年05月07日
イラスト提供:Köpek Irkları ve Kinoloji Federasyonu
トルコ
羊を守るために使用された牧羊犬。元々は羊の番犬として使用されていた活動的な犬種。作業に熱心で、極度の暑さと寒さへの耐久性がある。
各々の原産犬種に関する沿革を各国は熱心に述べるが、特に家畜の番犬に関しては、正確な沿革を明らかにすることはほぼ不可能である。カンガル・ドッグの沿革もその1つである。しかし、この犬種は今日のトルコ文化に深く根付き、高く評価されているトルコの原産犬種である。
遊牧を主な生活の糧としていた中央アジアから移住してきたトルコ人が、優秀な家畜の番犬であるこの犬種を連れてきたと言っても過言ではないだろう。中央アジアに於いて羊や山羊を守ってきた犬たちの毛色が様々であったことは良く知られた事実である。
今日我々が知るカンガル・ドッグの起源に関する疑問は、何によってトルコに於けるタイプ、特に毛色がより統一されたのかということである。
その答えは、カンガル・ドッグが多く生息している東トルコ地域と、この犬種に守られていることで知られる羊の品種、アッカラマン羊に関係していると考えられる。
この犬種及び羊種はどちらもくすんだ焦げ茶色の同じブラック・マスクを持っており、高い山々に囲まれたトルコ東部の大草原地帯全体に生息し、比較的孤立した集団を形成する。
これは両種の完璧なカモフラージュ適応能力を示唆する。犬種名である「カンガル」は、群を抜いた質の高さ及び統一された個体群に世界中から注目が集まったスリヴァス県にある町〈カンガル〉に由来していると見られている。
大型で、がっしりし、頑強な体躯構成をしたダーク・マスクを持つ家畜の番犬である。攻撃的ではないが、優れた番犬である。敏速に動く能力がある。カンガルはモロシアン・タイプの犬で、頑強な体躯構成をしている。コンパクトなボディは中位の長さの厚い被毛で覆われている。ボディは長方形である。
落ち着いていて、攻撃的になることなく勇敢である。生まれながら自立心が強く、大変利口で、従順である。誇り高く、自信に満ちている。飼い主には忠実で愛情深いが、仕事中は他人に対して警戒心がある。
ボディ全体の毛色は単色で、フォーンからウルフ・セーブルまでの毛色がある。胸のホワイトまたは明るい色は、その幅が 10cm 超でなければ欠点とは見なされない。喉のホワイトは望ましくない。足にはホワイトが見られる。よりホワイトが少ないものが望ましい。ブラック・マスクがなければならない。マスクはマズルを覆い、スカルの毛色はより明るい。耳はダークである。尾の先端から根本までの半分または3分の1はダークなラインがあってもよい。尾先がホワイトのものは許容される。
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