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ぼるぞい
ボルゾイ
- BORZOI(2019/2/28更新)

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原産地
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ロシア
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用途
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ハンティング・サイトハウンド、レーシング・ハウンド、コーシング・ハウンド
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沿革
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ボルゾイは9世紀にも渡り、ロシアの文化と歴史に重要な役割を担ってきた。11世紀のフランスの年代記によると、キエフ大公の娘であるアンナ・イアロスラバ女史が、アンリ一世の妻としてフランスに渡ってきた時に3頭のボルゾイが連れて来られたと記されている。この犬種の所有者やブリーダーには皇帝や詩人など著名な人々が多かった。イワン雷帝、ピョートル大帝、ニコラス二世、プーシキン、ツルゲーネフである。有名な犬舎〈Pershinskaya okhota〉を持ち、著名なブリーダーであるニコライ・ニコラエビッチ大公、並びにディミトリ・ヴァウツェブ氏は多大な影響を与えている。19世紀末より、ボルゾイはヨーロッパやアメリカの最も大きな犬舎でも見られるようになった。
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一般外貌
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高貴な外見で、大型で、細く引き締まり、同時にがっしりしており、ごく僅かに引き伸ばされたような体躯である。通常牝は牡よりも長い。丈夫な骨格構成だが、重量感があるわけではない。骨はどちらかというと平らである。筋肉は引き締まり、よく発達している。特に腿の筋肉が発達しているが、過度ではない。体躯構成と動きの調和が最も重要である。
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習性/性格
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ボルゾイは日常生活の中で、静かで、バランスの取れた性格を有している。獲物を見つけると、突然興奮する。鋭い視覚を有し、かなり遠くまで見ることができる。反応も激しい。
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毛色
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ブルーとブラウン(チョコレート)とこの色調の毛色を除いた、あらゆる毛色の組み合わせが許容される。
上記に示した全ての毛色は単色でもパイドでも許容される。フリンジや<ブリーチ>、尾の飾り毛は地色よりもかなり明るい。上掛けの毛色についてはブラック・マスクが典型的である。
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サイズ
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理想体高
牡:75~85cm 牝:68~78cm
牡においては、体高は尻の最高点から地面までの長さと等しいか、それより僅かに高い。牝においては、これらの体高は等しい。上限を越えている犬も、本犬種のよいタイプであれば、許容される。
グループ(FCI10グループ)別
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