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世界の犬
1G:牧羊犬・牧畜犬

おーすとらりあん・きゃとる・どっぐ オーストラリアン・キャトル・ドッグ
- AUSTRALIAN CATTLE DOG(2019/5/14更新)

オーストラリアン・キャトル・ドッグ

原産地

オーストラリア

用途

この名の示すように、この犬種の主要な機能であり、他より優っている機能とは、広いオープン・スペースであろうと、制限された場所であろうと、家畜を制御し、動かす能力である。また、この犬種を理想的な犬にするための献身的な努力があったため、常に敏捷で、たいへん利口で、注意深く、勇気があり、信頼がおける犬となった。

沿革

牧羊業の中心がイギリスからオーストラリアに移った1840年頃、オーストラリア開拓民のメンバーとして有名だったトーマス・スミス・ホールが、スコットランドからスムースのハイランド・コリー(ブルー・マール)を輸入してこれにダルメシアンやケルピーの血を加えてこの犬種を固定した。一説によるとハイランド・コリーではなく絶滅したイギリスの牧羊犬ブルー・ヒーラ-だったともいわれている。この犬はブルーのまだらな斑をもちウェルシュ・コーギー・タイプの犬だった。この貴重な体や毛色はオーストラリアン・キャトル・ドッグに遺されているという。いずれにしてもこの犬種独特の毛色はイギリスの牧羊犬から受けついだものである。1963年にオーストラリアン・ナショナル・カウンシルがこの犬種を認定し、1980年AKCもこの犬種とスタンダードを公認した。現在は米英などで飼育者がふえている。

一般外貌

一般外貌は力強く、コンパクトで、均整のとれた体躯のワーキング・ドッグであり、如何に困難であれ与えられた仕事を喜んでやり遂げる能力がある。
体躯構成、力強さ、バランスと堅い筋肉の組み合せは、申し分のない敏捷さと力強さ、耐久性のある印象を与える。太りがちなものや、痩せがちなものは重大な欠点とみなされる。

習性/性格

キャトル・ドッグの忠誠心と保護本能は牧畜業者や牧場、家畜を守るのに適任である。生まれつき他人に疑い深いが、ハンドリングに対しては従順でなければならず、特にショー・リングではそれが望まれる。ワーキング・ドッグではあり得ない、いかなる性格の特徴や体躯構成も重大な欠点と見なされる。

毛色

■ブルー:毛色はブルー或いはブルーの斑、ブルーの小斑でなければならず、マーキングはあってもなくても良い。許容されるマーキングは、頭部にあるブラック或いはブルー、タン・マーキングで、均等に散らばっているのが好ましい。前脚には中ほどまでタンがあり、フロントや胸、喉まで達し、顎にもタンがある。後肢のタンは後脚の内側と大腿の内側にあり、スタイフル(膝)の前側や、飛節から指趾の外側に向けてタンが広がっている。ボディにおいては、タンの下毛は、ブルーの上毛を通して見えない場合に限り許容される。ボディにブラックのマーキングがあるのは好ましくない。
■レッドの小斑:この毛色においては、レッドの小斑が下毛(ホワイトもクリームも許容されない)にも均等にちらばっていること。頭部には濃いレッドのマーキングがあっても、なくても良い。均等な頭部のマーキングが好ましい。ボディにレッドのマーキングがあるのは許容されるが、好ましくない。

サイズ

体高 牡:46~51cm 牝:43~48cm

グループ(FCI10グループ)別

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