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世界の犬
2G:使役犬

ますてぃふ マスティフ
- MASTIFF(2019/5/16更新)

マスティフ

原産地

イギリス

用途

番犬、家庭犬

沿革

チベタン・マスティフを祖先犬とする非常に古い犬種である。紀元前700年頃のバビロンのレリーフにマスティフが野生馬とライオン狩りに利用されている図 が描かれている。オールド・イングリッシュ・マスティフがローマに知られたのは、ジュリアス・シーザーがイングランドに遠征したとき持ちかえり、ライオン などと闘技させたことによる。この前後から軍用犬としても使用され、その勇敢さからか一時期マスティフは猛獣として取り扱われた時代もあったと伝えられて いる。エドワード一世のころから盛んとなった熊との闘技はベア・ファイティングと呼ばれ、イギリス人を熱狂させ、17世紀のころは国技とさえみなされた。 この闘技が廃止された1642年以降は飼育頭数も減少する一方だったが、ドッグショーが一般化されたのを機に再興がくわだてられて改良され、約100年前 に現在の標準となった。

一般外貌

頭部のアウトラインは、どの角度から見てもスクエアである。ボディは頑健で、幅広い。又、深く、長く、力強く構成されている。四肢は離れて長方形に位置している。筋肉は明瞭。サイズは犬質と共に大変重要である。体高と体躯構成の釣り合いがとれていることが重要である。

習性/性格

落ち着きがあり、飼い主に対する愛情が深く、護衛能力もある。

毛色

アプリコット・フォーンもしくはシルバー・フォーン、フォーン、ダーク・フォーン・ブリンドル。いずれの場合も、マズル、耳、鼻はブラックで、目の周りもブラック、 両目の間部分も上に向かってブラックである。

サイズ

グループ(FCI10グループ)別

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