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最終更新日 2025年03月05日
日本
家庭犬
柴は日本古来の土着犬である。「シバ」とは元来「小さなもの」「小さな犬」を意味する。柴は日本海に面した山岳地帯に生息し、小動物や鳥の猟犬として使われていた。その産地ごとにわずかな違いがあった。1868年から1912年にかけて、イングリッシュ・セターやイングリッシュ・ポインター等の犬種がイギリスから輸入され、狩猟がスポーツになり、これらのイギリス犬種との異種交配が流行すると、純粋な柴は珍しくなり、1912年から1926年までにはこの地域で純粋な柴はほとんど見られなくなった。1928年頃からハンター及び知識人が純粋な柴の保護に関心を示し始めた。限られた純粋な血統の保護は重大になり、ついに1934年社団法人日本犬保存会のスタンダードが制定され、1936年柴は天然記念物に指定され繁殖、改良されて今日知られる優れた犬種となった。
小型でよく均整がとれており、骨格がしっかりとして、筋肉がよく発達している。体質は強健で素朴感があり、動作は敏捷で、かつ自由で美しさを有している。
忠実で、感覚鋭敏、警戒心に富んでいる。
赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻。上記毛色は全て「裏白」でなければならない。
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