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ろーでしあん・りっじばっく ローデシアン・リッジバック
- RHODESIAN RIDGEBACK(2019/6/13更新)

ローデシアン・リッジバック

原産地

アフリカ南部 南アフリカケネルユニオン及びジンバブエKCよりスタンダードが提出された。

用途

ローデシアン・リッジバックは依然として多くの国で狩猟に使用されているが、特に警備犬及び家庭犬として高い評価がある。

沿革

ローデシアン・リッジバックはアフリカ南部を原産とする唯一の公認犬種である。この祖先は南アフリカの喜望峰にたどることができ、ここで初期の開拓者の犬と半家畜化されたリッジの入ったホッテントット族の狩猟犬との交配が行われた。2、3頭の集団で主に狩猟を行うローデシアン・リッジバックすなわちライオンドッグの元来の機能は、すばらしい俊敏さで獲物、特にライオンを追跡することであり、猟師が到着するまで、獲物をうなり声で追いつめる。1922年、ローデシアのブーラワーヨでF.R.バーンズによって起草された最初のスタンダードは、ダルメシアンのスタンダードに基づいたものであった。1926年に南アフリカケネルユニオンによって承認された。

一般外貌

よくバランスがとれた、力強く、筋骨逞しく、俊敏で活動的な犬である。外貌は均整がとれ、相当なスピードと優れた耐久力を有する。俊敏性にもっとも重点がおかれ、大きくてどっしりしたという感はなく、優雅で、健全である。この犬種の特徴は背中のリッジであり、これは被毛が逆方向に伸びることによって形成される。リッジはこの犬種の紋章である。リッジは明瞭でなくてはならず、左右対称で、尻に向かって先細りになる。肩のちょうど後ろから始まり、寛骨の辺りまで続いていく。リッジは2つのクラウンを有し、同一で正反対に位置する。クラウンの下端はリッジ全体の長さの3分の1以上に伸びてはならない。リッジの平均的な幅は5cmである。

習性/性格

威厳があり、知的で、見知らぬものに対して無関心である。攻撃的であったり、シャイであったりしない。

毛色

ライト・ウィートンからレッド・ウィートンまでである。胸及び指趾に見られるわずかな白は許容されるが、胸、指趾、腹、指趾の上部に過度に白毛があるのは望ましくない。ダークなマズルと耳は許容される。被毛の全体に渡り過剰に黒毛が見られるものは極めて好ましくない。

サイズ

理想体高
牡:63~69cm 牝:61~66cm
理想体重
牡:36.5kg 牝:32kg

グループ(FCI10グループ)別

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