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世界の犬
9G:愛玩犬

びしょん・ふりーぜ ビション・フリーゼ
- BICHON FRISE(2019/5/31更新)

ビション・フリーゼ

原産地

フランス/ベルギー

用途

コンパニオン

沿革

ビション・フリーゼはルネッサンス時代にイタリアからフランスに持ち込まれた。非常に小型のバルべ(FCI公認犬種)のような外貌をしていたため、「barbichon」と名付けられ、後に短縮して「ビション」となった。17世紀及び18世紀に多くの著名な画家が王、貴族及び他の特筆すべき人物に付き添うそれらの小さな犬たちを描写した。ナポレオン3世時代に再び流行し、その時代では「Ténériffe」として知られていた。その時代に普及され、ベルギー及びフランスの両国で愛される犬種となった。第1次世界大戦及び第2次世界大戦後にほぼ消滅したが、少数のフランス及びベルギーのブリーダーたちの情熱により、その個体数が再構築された。ベルギーに登録された最初の犬は1924年3月23日に生まれた Pitou であり、1932年にベルギーのスタッドブック(LOSH)に登録された。フランスのスタッドブック(LOF)に最初に登録されたのは牝のビション・フリーゼのIda であり、1934年10月18日であった。現在のフランス名である Bichon á poil frisé は1978年に与えられ、Franco-Belgian 犬種として公認された。

一般外貌

陽気な小型犬で、軽快な歩様である。大変ゆるいホワイトのコークスクリュー状の巻き毛である。頭部を誇らしげに掲げ、目はダークで、生き生きとし、表情豊かである。尾は優雅に保持し、背上にカーブしている。

習性/性格

どこへでも問題なく連れて行くことができる、真のコンパニオン・ドッグである。神経質でも、しばしば吠えることもなく、知らない人や犬に対しても大変社交的である。順応性が非常に高く、主人に大変懐く。

毛色

純白である。生後12カ月前までは被毛に僅かなベージュ(シャンパン)の傾向があってもよいが、この色合いは犬の10%以上を覆ってはならない。

サイズ

体高 25cm~29cm
プロポーションの調和が取れており、性差が明白な場合は、牡では体高が1cmまで高いもの、牝では体高が2cmまで低いものは許容される。
体重 サイズの釣り合いが取れた約5kgである。

グループ(FCI10グループ)別

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