訓練関係規程の改正について (2015年12月25日時点)
2015年12月25日
第243回理事会において、訓練関係規程が下記のとおり改正されましたので、お知らせいたします。
なお、いずれも2016春季訓練競技大会より実施することといたします。
1 競技クラスの廃止
家庭犬大学科、服従作業初等科及び服従作業中等科は、廃止とする。
(ただし、訓練試験としての家庭犬大学科は、従来通り実施します。)
2 新規競技科目
- 新しい競技クラス「服従スペシャル(アマチュア指導手の部と一般の部)」を設ける。
- 服従スペシャルの課目は、次の規定10課目となります。
- ・課目1.紐無し脚側行進
- ・課目2.紐無し立止
- ・課目3.停座及び招呼
- ・課目4.常歩行進中の伏臥及び招呼
- ・課目5.常歩行進中の立止及び招呼
- ・課目6.物品持来
- ・課目7.遠隔・伏臥から停座
- ・課目8.遠隔・立止から伏臥
- ・課目9.速歩行進中の伏臥
- ・課目10.速歩行進中の停座
- 服従スペシャルと重複出陳可能なクラスは、家庭犬中等科、家庭犬準高等科、臭気選別、オビディエンスⅠ、オビディエンスⅡ、オビディエンスⅢのうちの一つとする。
- 服従スペシャルの競技得点が、95%以上の犬に、メジャートレーニングチャンピオンポイントを付与する。
3 トレーニングチャンピオンポイントの改正
家庭犬準高等科に付与するトレーニングチャンピオンポイントは、メジャートレーニングチャンピオンポイントとします。
4 特別表彰の改正
本部訓練競技大会における特別表彰は、次の通りとします。
(アマチュア指導手の部)
服従スペシャル・家庭犬準高等科・家庭犬高等科の3つのクラスのうちの最優秀犬に、理事長賞を付与する。
(一般の部)
服従スペシャル・家庭犬準高等科・家庭犬高等科の3つのクラスのうちの最優秀犬に、特別賞を付与する。
※アマチュア指導手の部及び一般の部における、家庭犬中等科の最優秀犬には、従来通り、特別賞を付与する。
なお、FCIインターナショナルトライアル、ブロック訓練競技会、ST連合会訓練競技会では、従来通り、主催者が定めた2つのクラスの最優秀犬に、それぞれ理事長賞を付与する。
2015年4月20日
【実施要領について】
下記課目の実施要領について、下線部分が変更となります。実施日は、2015年7月1日以降に開催される、公開訓練試験及び訓練競技会からといたします。
(休止)
犬を指示された位置に脚側停座させる。指示により犬に休止を命じ、指示により待てを命じ、犬から離れ、指導手は指示された場所に隠れ、約3分経過後、指示により常歩で犬の左側から後方を通り犬の元へ戻り、指示により脚側停座させて終わる。(競技会では進行上、休止時間を短縮される場合がある。)
(お手・おかわり)
犬を所定の位置に脚側停座させる。指示により指導手は犬と対面し、指示により犬にお手を命じ、犬の片方の手を軽く握り、指示によりおかわりをさせる。指示により手を離し、指導手は直立し節度をつけ、指示により脚側停座させて終わる。 指導手が差し出す手は、片手のみとする。また指導手は体勢、姿勢を変えてはならない。(指導手が犬の手をとりにいくような誘導的態度は減点となる。)
【ラッピングについて】
2015年7月1日以降に開催される訓練競技会より、ラッピングされた状態での出陳を認めることといたします。なお、ラッピングの箇所や数については制限いたしません。
お問い合わせ
一般社団法人ジャパンケネルクラブ 技術事業課
電話 03-3251-1656