グループ(FCI10グループ)別
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最終更新日 2025年03月05日
写真提供:THE FINNISH KENNEL CLUB
フィンランド
元々はトナカイの飼育に使われていた牧畜犬及び番犬。現在ではコンパニオン・ドッグとしても人気である。
何百年もの間、サーミ人はフィニッシュ・ラポニアン・ドッグと同様のタイプの犬をロシア及びフィンランド北部に於いてトナカイの牧畜犬及び番犬として使用してきた。ラップフンド地方の牧畜犬の最初のスタンダードは1945年にフィンランド・ケネル・クラブによって制定された。この犬種名は1967年にラポニアン・ドッグに変更された。1970年代にはこの犬種のタイプと特徴が安定し、犬種スタンダードが数回改訂された。そして、1993年に犬種名は再びフィニッシュ・ラポニアン・ドッグに変更された。この犬種は短期間で固定化され、今日ではフィンランド全土に於いて主にコンパニオン・ドッグ及びユーティリティー・ドッグとして非常に人気がある。
サイズは中位より小さい。大きさに対し体躯構成は力強く、体長は体高より僅かに長い。被毛は長く、密生している。
利口で、勇敢、穏やかで従順である。友好的で忠実である。
全ての毛色が許容される。地色が優勢でなければならない。地色以外の毛色が頭部、頸、胸、ボディの下側、脚及び尾に現れることがある。
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